(写真 交差点に止まったときに目に入ってきた気球の数々)

砂漠の中のニューヨーク。

(写真 UAEのお札。赤いのものが100ディルハム札。描かれているのは40年前のドバイの姿)

とも言われているここドバイ。もちろん車の密度は高く、渋滞があちこちで見受けられます。こちらの100ディルハム札にある40年前のドバイの姿、高いビルといえばワールドトレードセンターのみ、そしてその足元には唯一の道路、シェイクザイードロードが描かれています。そんな時代からあっと言う間にこのような高層ビルだらけの街になっちゃったんですから、もうスゴイとしか言いようがありません。そしてこの街を走る電車は3本、トラムは2種類。バスはかなり街を網羅しているとはいえ、やはり東京のような完成度では毛頭ありません、よって必要になるのがマイカーです。我が家は歩いていかれるお店がある場所ですが、そうでないところに住んだら大人一人にクルマ一台は当たり前、になります。

片側6車線、両方で12車線、サーキットのようなハイウェイ。

道路は東京に比べればだいぶ広く、街で一番の広いハイウェイ、先述のシェイクザイードロードは片側だけで6車線(広いところだと8車線!)あります。ここをウインカーも出さずに多くの方が車線変更をバンバンしてきます。特にパキスタンの方々(笑)。
車を所有するのが当たり前、そしてここは無税の国ですから、自動車税なんてのもなく、車庫証明なども要らないわけです。ですからヤフオクのようなサイト(dubizzleドゥビズル、といいます)で自動車の売買を個人で気軽にできてしまうのです。売り主が車を自宅に見せにきてくれ、気に入ったら価格交渉と支払い。交通局に行き、ドライブスルーのような車検を済ませ、局の中で名義変更と保険の支払いを済ませると、新しいナンバープレートが支給されます。これを古いものと取り替え(そこら辺においてあるドライバーでキュッキュッと閉める)れば、もう完了です。所要時間半日。我々もこうやって車を買いました。砂漠の土地ですから、ここで乗っていた中古の車はきっとダメージが大きいのでは、と思い日本から来たばかりの車を手に入れました。でも夏の最盛期に2ヶ月地下駐車場に置きっぱなしにしたらやはりエンジンがいかれました、とほ。もちろんフェラーリやロールスロイス、ベントレーに始まりポルシェ、メルセデス、そしてトヨタや日産などの日本車、フォルクスワーゲン、BMW、フォード、ヒュンダイやKIAなどのお店が軒を連ねている地区があり、新車の購入も容易にできます。我が家のパーキングはフェラーリやロールスロイス、ランボルギーニなどがそこここにあり、パーキングをぐるぐるするだけでも楽しかったりします。

運転免許は即日発行。でもこれは先進国の免許保持者のみの特権。

免許は先進国の免許を持っていれば、領事館で自国の免許の翻訳証明を取り、メガネ店で視力検査をしたものを交通局に持参、1.5万円ほど支払えばUAEでの免許(10年有効)を即日発行してくれます。しかし、これはアメリカやヨーロッパ諸国、日本などの特権で、フィリピンやパキスタンなどの国の免許は「ない」に等しい扱いを受けます。教習所にいって40時間ほどの教習を受け、いくつものセクションの試験に合格(不合格だとさらに8時間分のレッスン料を払い、また再試験)してはじめて免許がもらえます。時間もお金もかかるわけです。しかも教官がイジワルだそうで、何度も再試験する人がほとんどです。

これだけ広い道だと、交差点はありますが、それより交差点のかわりにラウンドアバウト、と呼ばれるロータリーを使って右や左に行くことも多くあります。これ、長縄跳びのように波に乗ってしまえば簡単なのですが初めはこわごわでした。しかし、慣れてしまえばドバイの道はビーチ沿いや摩天楼の間など、いい気分で走れるところもたくさんあります。なんて調子に乗ってると事件がおこるんですよね。先週パンクしました。先述のシェイクザイードロードで!この話はまた次回に。